高層タワーマンションの行く末は・・・
2008年02月05日 17:04

ここ数年、高層タワーマンションの流行で、この阪神間でもかなり
の数が建設、販売されてきました。

先日も東京で日本一高さ(58階建て)のタワーマンションが
竣工しました。価格は、2670万円から2億1600万円だそうです。


恐らく売れるんでしょう。。。


事業主は、販売して利益を上げることが目的ですから、
『流行のタワーマンション』で、しかも『日本一の高さ』とくれば、
それだけでブランド志向の日本の消費者の心をくすぐります。

しかし、売った後のマンション管理についてまで考えてるかと
いえば“?”です。

購入時点では消費者側もそのことに気付いていない方が
ほとんどではないでしょうか?


高層タワーマンションは、構造上通常のマンションより設備の
維持管理に多額の費用を要します。しかもマンションの付加価値として、
様々な諸設備を設けている場合などは、なおさらです。

バブル時代も、エントランスに噴水や池があるようなマンションが人気を
呼びました。

しかし、今はと言えば“バブル時代の藻屑”かのごとく、噴水の水は
止まり、池は干からび。。。といったマンションを数多く目にします。


『マンション』という共同住宅では、建物を維持管理する為の費用を、
そこに住むすべての区分所有者が協力し合って賄っていかなければ
なりません。

ましてや高層タワーマンションのように、他のマンションに比べて維持管理
費用が高いマンションでは、なおのこと区分所有者間の協力体制(管理組合
運営の充実)が重要になってきます。

しかし、高層タワーマンションでは、上記の通りさまざまな価格帯があります
ので、当然住んでいる人間の所得層にも大きなバラツキがあります。

また、「永住志向の区分所有者」や「投資目的の区分所有者」など、住人間でも
購入動機に大きなバラツキがあるのが高層タワーマンションの特色です。

こういったさまざまな区分所有者で構成される、高層タワーマンションの
管理組合運営はいかに?維持管理はいかに?


そして行く末は・・・


バブル時代のマンションの二の舞にならなければ良いのですが。。。。





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谷口 昌良
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投稿者 tmskobe : 2008年02月05日コメント (0)トラックバック (0)