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管理組合に当事者意識を持ってもらうためには、
まずは大規模修繕工事を行うことの重要性(必要性)を
理解してもらうことが大切です。
管理会社のフロントマン(担当者)の方のよくあるセリフ。
「そろそろ、大規模修繕工事の時期が近づいてますので、
考えていかなければなりません」
ちょっと待って下さい。その前に・・・
「なぜ大規模修繕工事を行うのか?」
「何のために、大規模修繕工事を行うのか?」
ということを、まず先に説明すべきではないでしょうか。
マンションにとっての一大イベントである大規模修繕工事の
そもそもの必要性も説明しないまま、事務的に10年程の周期が
くれば管理組合に提案する。。
これでは当事者意識が高まるはずもありません。
(管理会社にとっては、むしろ高まらない方が好都合と考えて
いるから事務的なのかもしれませんね)
「そんなこと言っても、みんな無関心だし。。」
お気持ちはわかります。
しかし、大規模修繕工事を取り組むにあたって、管理組合の当事者意識を
高めていく為には、まずはそれを行う意義を知らなければなりません。
まずは理事メンバーだけでもイイので、知ろうとする機会を持つことが
大切です。
(セミナーに参加したり、専門家に相談したりするのもイイでしょう)
実際、当社でサポートをさせて頂く場合にも、ほとんどのケースで、
まずは理事メンバーに、大規模修繕工事の重要性をご説明させて
頂きます。
そうすることで、大規模修繕工事という一大イベントの重要性を知り、
その一大イベントの成功に向けて、自分達自身が関わっていかなければ
ダメなんだという当事者意識が芽生えるのです。
そうすると、始めてお金の話が現実的な問題として出てくるのです。。
次回は、その辺りをお話していきたいと思います。
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投稿者 tmskobe : 2011年05月24日 | コメント (21) | トラックバック (0)