分譲マンションとは・・・ Vol.1
2007年11月22日 19:03
今日は、TMSの事業についてお話する前に、まず分譲マンションの
仕組みについて少しお話したいと思います。
分譲マンションには、『管理組合』といって区分所有者
(マンション住戸の所有者)全員で構成される団体があります。
これは分譲マンションであれば、どこのマンションでも同じ仕組み
になっています。
この『管理組合』は、“マンション”という共通の財産を維持管理していく
ために、いろいろな取り決めをしていかなければなりません。
例えば、マンションの外観が汚くなってきたから、外壁の補修工事が
したいと考えたとします。
戸建の住宅や賃貸(ワンオーナー)マンションであれば、所有者(オーナー)
自身の独断で補修工事をするかしないかを決めることができますが、
複数の所有者がいる分譲マンションでは、原則多数決で決めなければなりません。
もちろん、外壁が「汚い」と感じている人もいれば、「汚くない」と感じている
人もいるわけで、まずここで意見が分かれます。
仮に多数決の原則に則り、外壁を補修することが決まったとしても、
「どのように補修をするのか」、「どこの業者に依頼するのか」を
管理組合で話し合い、再び多数決でもって決めていかなくてはなりません。
今は一つの例だけを挙げましたが、このように分譲マンションでは
何をするにも区分所有者全員で構成する『管理組合』による
話し合いを行い、物事を決めていかなければなりません。
それには、区分所有者同士が協力し合い、マンション管理運営を
行っていくことが大原則であり、決して“我れ関せず”の無関心では
マンションを長期にわたり維持管理していくことは不可能なわけです。
続きはまた。。。